【世界一受けたい授業】ドイツの魅力5つ!子育て・働き方・休み方など日本との違いを紹介

ドイツの国旗と建物 ライフスタイル
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2024年2月3日放送の世界一受けたい授業でドイツについて紹介されました!
経済規模を表す指標「名目GDP」で日本はアメリカ、中国に次ぐ3位でしたが、
最新のデータによると4位に転落の見通しが濃厚です。

そこで今回は日本を抜いて3位に浮上するドイツについて
・日本と何が違うのか?
・子育て
・働き方
・休み方
・時間の使い方
・リサイクル好き
などをポイントに日本との違いや魅力を紹介します。

日本と何が違うのか?

ドイツは日本と比べて
・人口は少なく2/3
・年間の総労働時間も266時間も少ない
・国民1人当たりのGDPは約220万円も上回ってる
こんな違いがあります。

日本に比べて、人口や労働時間も少ないのに1人あたりのGDPが
上回っているドイツは何が魅力で日本と何が違うのかこの後詳しくご紹介します。

ドイツの魅力①:子育て

日本の出生率は1.26に対してドイツの出生率は1.46です。
ここではドイツの出生率が高い理由をご紹介します。

育児休暇が長い

日本の育児休暇は1年のところ、
ドイツの企業では法律によって育児休暇を最高3年取得できます。
さらに育児休暇期間には両親手当(補助金)を出してくれます。

子供が誕生日をプロデュース

ドイツでは子ども自身が自分の誕生日をプロデュースして
来てくれるお友達をおもてなしします。
例えば、
・乗馬をする誕生日会
・空手の誕生日会
・犬になってみたい誕生日会
など
誕生日は日頃お世話になっている人たちに喜んでもらおうと最大限の
おもてなしをする日になっています。
これは子供のときだけではなく大人になってもおもてなしするのがドイツ流です。

ちなみに、自分の子供の誕生日には親が学校にクラス全員分の
ケーキを作って持って行くそうです。
そこはちょっとプレッシャーを感じてしまいますね。

ドイツの魅力②:働き方

日本の総労働時間は1607時間ですが、
ドイツの年間の総労働時間は1341時間です。
これは世界で1番短いとされています。

なぜ、ドイツはここまで労働時間が短いのかを紹介します。

ドイツの労働時間法

ドイツの労働時間法では
「1日の労働時間8時間超はNG」となっています。

仮に多く働いて残業時間が発生しても別の日に充て、早く帰宅できます。

ドイツでは残業時間が給料に上乗せされないので
時間内に仕事を終わらせようとします。
そのため
・集中力がアップ
・仕事が効率的に進む
・多くの仕事がこなせる
ことにつながります。

ドイツの魅力③:休み方

ドイツでの働き方はとても効率がよく、勤務時間がしっかりと管理されていますが
有給休暇や休暇の取得について日本との違いを紹介します。

有給消化率が高い

ドイツの会社では1年の初めに有給休暇をいつ取るのか話し合います。
ドイツでは
・有給消化率90%以上
・有給取得日数も27/30日
と高くなっています。
そのため、休みがかぶらないように年始にみんなで調整します。

休暇を取るためにいかに効率的に仕事をするかという意識も高くなります。

会社のサーバー停止

ドイツの企業では休みになるとサーバーを停止させて
・メール受信ができない
・勤務時間外の電話は拒否できる
ような権利を保証するところも増えています。

ついつい見てしまいそうなメールも会社が守ってくれるんですね。

有給休暇と病気休暇は別

ドイツでは診断書がある場合、
病気休暇として最長6週間まで給料を100%支払わないといけません。

有給休暇とは別に病気になったときもしっかり保証してくれるんですね。

ドイツの魅力④:時間の使い方

ドイツは時間の使い方に特徴があります。
日本と比べてドイツの人たちがどのようにして時間を有効活用しているのか
ご紹介します。

日曜日は買い物ができない

ドイツでは日曜日に買い物ができません
その理由にドイツでは「閉店法」という法律が有り
・大きな駅や空港の店舗
・ガソリンスタンド
・飲食店
を除いたお店は日曜日と祝日の営業は原則禁止されています。

日曜日は騒音を立てない

ドイツでは日曜日騒音を立てないよう生活をしています。
例えば
・掃除機を控える
など日曜日は静かな生活をするように国で心がけています

日曜日はレストラン、カフェ、公園で過ごす

静かな日曜日をドイツ人はどのようにして生活しているのか
気になりますよね?
ドイツ人は
・レストランやカフェでくつろぐ
・公園で過ごす
ことが多いそうです。

ドイツ人はとにかく公園が大好きで、物件を選ぶときの
条件として公園の近くを選ぶほど。
子供の頃から公園や森を散策する習慣があるので
冬は散歩、夏には1日中日光浴をして過ごします。

週末はファミリエンホテルで家族と過ごす

ドイツの郊外には家族と週末を過ごすためのホテル「ファミリエンホテル」が充実しています。
・プールやアスレチックなどの屋内アクティビティ
・動物とのふれあい体験
・ビュッフェ
・子供を預けて親だけの時間
などのサービスが揃っていて、家族と過ごす時間を大切にしています。

環境をとても大切にしている

ドイツ人は環境を大切にしていて
2023年のSDGs達成度ランキングでは世界4位です。
ちなみに日本は21位とだいぶ差が付いています。

世界4位の理由となる環境対策として
・自転車専用の高速道路(国内初)
・普通の道路にも自転車専用車線
・電車に自転車を乘せることができる
があります。
ドイツ人は1人1台自転車を持つほどで自転車の利用を国を上げて
力を入れています。

ドイツの魅力⑤:リサイクル好き

ドイツの人はリサイクル好きな人が多いです。
ドイツの廃棄物リサイクル率は約68%です。
日本は約20%で、数字からもリサイクル好きが明らかです。
ここからはドイツが行っているリサイクル活動や国民性ついて紹介します。

洋服のリサイクルコンテナ

ドイツの街には洋服のリサイクルコンテナが設置してあります。
不要になった洋服をいつでも、簡単にコンテナに入れられるように
なっているので便利です。

本のリサイクルBOX

ドイツの街には本のリサイクルBOXも設置しています。
本のリサイクルBOXは
・要らない本を入れる
・誰でも本を持っていける
・読み終わったら返す
こんなことが可能です。

ペットボトルの回収機

ドイツのスーパーではペットボトル回収機が設置されています。
・ペットボトルの飲み物1本に付き25セント(約40円)高く販売
・使用後、ペットボトル回収機に投入すると25セント返金
このようなしくみになっています。

この仕組みを利用することでリサイクル率アップやポイ捨て防止
にも繋がっています。

シェアサービス

ドイツでは一般の家のポストにシェアできるもののイラストシールを貼り
・脚立
・キャンプグッズ
・キッチン用品
などを知らない人に無料で貸出するシェアサービスを行っています。

シェアできるものの目印のイラストシールは無料で入手でき、
イラストは50種類ほど分類されていたり、自由に書くこともできます。

厳しい品質管理

ドイツ人は倹約家なので無駄と思うものにはお金を使いたがらないため
物選びの基準もシビアです。
そのため、ドイツでは商品を比較しテストする専門機関があり
・品質判断
・食品の調理
・取り扱い
・安全
・環境特性
などで点数評価されています。

国内での製品チェックが厳しいので
より品質の良いものを作る意識を企業が持っています。
品質の良いものを作ることで輸出にも良い影響を与えて経済力アップにも
繋がっています。

お得に生活したいという国民性

ドイツ人はいかに賢く、お得に生活しているかを自慢したいという
国民性があります。
なので、無料でゲットしたものは自慢話になるほど。
また、ゴミの回収は優良なのでゴミを減らすことが得につながるので
リサイクルが習慣化されています。

まとめ

GDPが日本を追い越す勢いとなっているドイツの魅力はいかがでしょうか。
日本でもやってほしい!なんていうものがたくさんある気がしました。
行きていていく中でどこに重点を置くか各々違うと思いますが
それぞれの環境で素晴らしい取り組みをされているのでドイツの魅力を
心から実感しました。