2024年5月1日放送のあさイチでアタッチメントの子育てスキルについて紹介されました!
アタッチメントの子育てスキル
アタッチメントとは
子供が不安を感じたとき”くっついて安心感に浸りたい”という欲求です。
アタッチメントを大事にした言葉がけ子供は満たされ親子関係が改善するそうです。
アタッチメントとはどんな子育てスキルなのかさっそくご紹介します!
アタッチメント理論で目指す親の姿
あなたは理想の親といえばどんなことを想像しますか?
あるアタッチメント理論に基づく子育てスキルで目指している
親の姿としては
あたたかみ+適切な指示が出せる親が理想的です。
見守る姿勢→自尊心
はっきりとしたルールを示す→社会性
を育てることができます。
そんなのなんとなく分かってるよ
それができないからみんな悩んでるのに。。。
そうですよね。
そこで今回は理想の親になる具体的な方法をご紹介します!
声掛けの黄金ルール
子供にどんな声掛けをしたら素直に聞いてくれるのだろう。。。
など
ここでは子供に声掛けするときの黄金ルールをご紹介します。
ネガティブトーク「命令・質問・批判」を減らす
【命令】
親が会話の主導権をにぎり、子供は支配された気分になってしまう
【質問】
命令や否定のニュアンスが含まれることがある
【批判】
子どもの自尊心を傷つけ摩擦を増やす
命令・質問・批判になるネガティブトークを減らすことを心がけましょう。
ネガティブトークをポジティブトークへ変換
質問→繰り返す 子どもの言葉を繰り返す
批判→行動を言葉にする 例:勉強してるね~
このネガティブ→ポジティブ3つを心がけると
子供は親の注目が伝わり、言葉を繰り返すことで受け入れ理解していると感じます。
無視のスキル
望ましくない行動には怒らず無視してやり過ごすことが有効です。
こんなときにあえて注目せず、無視してやり過ごすと
しばらくすると子供が自分から行動します。
※行動したら褒めてあげると次回も気持ちよく行動してくれます
伝わる確率7割アップの指示法
親の気持ちを子供が気持ちよく行動に移してくれる
伝え方はどんな方法なのかご紹介します。
否定形で言わない
否定形で言わず、「してほしいこと」を具体的に伝えましょう。
子どもの行動を批判するだけの言い方は禁止し、
どうしてほしいか言ったほうが耳にも残ります。
絶対に聞いてほしいときははっきり伝える
絶対に聞いてほしいお願いは子供に選択肢がないように伝えるようにしましょう。
※絶対に聞いてほしいお願いは1日5~6個に絞ります。
命令形は良くないけれど直接的命令は聞いてほしいときには使っても良いです。
寝てくれたときは「ありがとう」「これで早く起きられるね」
などの褒める声掛けをします。
それでも子供が聞かないときは?
落ち着いた冷静な声で5秒置いて繰り返し3回まで言ってみましょう。
※ヒートアップしないこともポイントです。
※3回言っても聞かない場合は無視のスキルで無かったことにして
親は先に寝ても良いです。
思春期のときは子供がリード
思春期など難しい年頃の場合でも聞いたり話さなくなくてはいけない
・進路のこと
・決断するリミットが近い
ときはまず親として心配していることを伝えて子供がリードする関係性を作ると良いです。
しかし、どうしても親から話す必要があるときは
子供が落ち着いた時に話す時間をしっかりと作ると良いです。
遊びの中で「ひたすら注目」
子供がうまく行かないことがあって
・暴れる
・感情を爆発させる
などする場合はどんな風に対処したらいいのかご紹介します。
Watch Me Play!(ウォッチミープレイ)
【Watch Me Playとは】
1回最大5~20分、子供を自由に遊ばせ親はそれに注目すだけの方法です。
世界15カ国で活用されていて、
気持ちの安定・衝動的な行動が減ると報告されています。
【Watch Me Playの効果】
子供は親との直接的なつながりを感じて心が満たされ安心します。
親を引き付けるような
・かんしゃく
・泣く
などの感情爆発が減り、親子関係が改善されます。
2~3ヶ月続けると効果がでやすくなります。
【Watch Me Playのやり方とポイント】
①子供が自由に表現できるおもちゃ(お絵かき、粘土など)
をいくつか用意します。
※電池で動くようなただ見るものよりシンプルで年齢相応のおもちゃが良いです。
②主導権は子供なので好きに遊ばせる
※子供が誘わない限り遊びに参加しない
③遊びを言葉で表現する
※親が関心を寄せている安心感が生まれます
親のイライラをコントロール
子育てをしていると親も感情的になってしまいイライラしたり
コントロールできないという体験は何度もあると思います。
そんなときに感情をコントロールする方法をご紹介します。
シャーク・ミュージックを感じる
シャーク・ミュージックは映画「ジョーズ」の危機迫る音楽を
例えた言葉で、
イラッとさせる子どもの行動に冷静に対応できなくなった状態の
ことです。
シャークミュージックが鳴っている、、、
と捉えることで冷静に対応するサインになります。
タイムアウトとタイムインを上手に使う
【タイムアウト】
子供から意識的に一旦離れる方法です。
子どもの安全を確保した上で
・家を出る
・トイレに行く
・目を閉じる
などして心の冷静さを取り戻すことができます。
【タイムイン】
子どもと向き合える冷静さを取り戻したら子どもの
もとに戻ります。
まとめ
多くの親御さんが子どもと向き合うことに悩みを抱えているようでした。
正解がない子育てに奮闘しながら声掛けなどのポイントに注意しながら
関わっていけるようになれると良いと思いました。
ついつい言ってしまいたくなることもときには見守る。。。ことも大切ですね。